ウベハウス東日本
2026.04.30

高気密高断熱なのに冷暖房効率が低い家がある理由

更新日:2026.04.28

こんにちは!

今回は「高気密高断熱なのに冷暖房効率が低い家がある理由」というテーマでお話しします。
群馬県・高崎エリアでも、「断熱性能は高いはずなのに、思ったより快適ではない」というご相談をいただくことがあります。
住宅性能は数値だけで判断できない部分も多く、いくつかの要因が重なることで体感に差が生まれます。
その理由を、わかりやすくご紹介いたします。

高気密高断熱なのに冷暖房効率が低くなってしまう理由

まず、高気密高断熱住宅」とは、外の空気をできるだけ入れず、室内の温度を保ちやすい住宅のことです。
一般的には「C値(すき間の少なさ)」や「UA値(熱の逃げにくさ)」といった数値で表されます。

たとえば、UA値は0.87以下(省エネ基準)といった目安がありますが、数値を満たしていても体感が伴わないケースもあります。

理由① 空気の流れが悪い

どれだけ断熱性が高くても、室内の空気がうまく循環しないと温度ムラが生まれます。

特に群馬のように寒暖差が大きい地域では、
・吹き抜けがある
・部屋ごとに仕切りが多い

といった間取りが影響することがあります。

冷暖房の空気が一部に偏ることで、「効いていない」と感じる原因になります。

理由② 設備の使い方とのミスマッチ

高断熱住宅は「少ないエネルギーで快適にする」設計ですが、
従来の住宅と同じ使い方をすると効率が下がることがあります。

例えば
・エアコンをこまめにオンオフする
・必要以上に強い設定にする

といった使い方は、逆に効率を下げる場合があります。
高崎周辺の住宅でも、連続運転のほうが安定するケースが多いです。

理由③ 施工のばらつき

設計通りの性能が出ていないケースもあります。

見えない部分ですが、
・断熱材の施工状態
・すき間の処理

などが影響します。

気密測定(実際にすき間を測る検査)を行っていない場合、想定より性能が低いこともあります。

理由④ 換気の影響

現在の住宅では、建築基準法により「24時間換気」が義務付けられています。

これは空気をきれいに保つために必要ですが、
換気の方法によっては熱が逃げやすくなることがあります。

特に第3種換気(排気のみ機械)は、冬の群馬では冷たい空気が入りやすい傾向があります。

理由⑤ 立地や環境の影響

同じ性能の住宅でも、環境によって体感は変わります。

・日当たり
・風の強さ
・周囲の建物

などが影響します。
高崎市内でも、風の通り方によって冷え方が変わることがあります。

まとめ

高気密高断熱住宅であっても、
・空気の流れ
・設備の使い方
・施工精度
・換気方法
・周辺環境

といった複数の要素が重なることで、冷暖房効率に差が出ます。

住宅は「性能+使い方+環境」で成り立つものです。
数値だけでなく、暮らし方に合った設計が大切です。

これから住宅を検討される方は、性能だけでなく「実際の暮らしやすさ」にも目を向けてみてください。

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